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北方領土 ロシアが93億円投資 道路、空港など整備 2008年
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【ユジノサハリンスク15日津野慶】
ロシア政府が2008年に北方領土開発に投入する資金が
総額21億2,000万ルーブル（約93億円）に及び、2年連続で高水準を維持することが分かった。
道路や空港など社会基盤に集中的に投資し、
ロシア人島民の不満を解消、北方四島の支配を強める狙いとみられる。
プーチン前政権が策定した「千島列島経済社会発展計画」（07～15年）に基づく事業。
昨年の当初予算は24億7,000万ルーブル（約108億円）で、予算の98％を執行した。
同計画管理局によると、今年、択捉島には10億1,000万ルーブル（約44億円）を投入する。
ブレベストニク空港の近代化に4億2,500万ルーブル（約19億円）をかけるほか、
病院や港湾、水道施設、幼稚園などを整備する。
国後島には9億1,000万ルーブル（約40億円）を投資する。
昨年、日本製の鋼材が使われ東京の輸出企業を日本外務省が指導した古釜布港の岸壁工事には
3億6,000万ルーブル（約16億円）を使う。
ロシア側企業は今年、韓国製とロシア製の鋼材で工事を進める予定。
色丹島には道路や幼稚園、ヘリポートなどの整備に2億ルーブル（約9億円）を使う。
択捉、色丹両島の多くの工事には、択捉島を基盤にする水産・建設会社ギドロストロイ社が参加。
空港や道路、港湾、診療所、水道施設などの建設事業を幅広く受注し、経営基盤を固めている。
（05/16 07:01）
★ ソースは、北海道新聞 [日本] とか。
URLﾘﾝｸ(www.hokkaido-np.co.jp)