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2008年5月16日、16日付上海証券網によると、中国石油大手の中国石油天然気
(ペトロチャイナ)の蒋潔敏会長は、15日北京で開催した株主総会で、ガソリンなど石油
製品の国内供給を確保するため、同製品の輸出を基本的に停止したことを明らかにした。
会長によると、国内では石油精製能力が市場の需要に追いつかず、供給不足の傾向が
続いており、同社は輸出分も国内販売に振り向け始めた。
例えば石油精製能力年間1000万トンの系列会社、大連西太平洋石化公司では国内販
売は赤字となるものの、生産した石油製品をすべて国内に供給した。
輸出を停止すると同時に、石油製品の海外からの買い付けも進めており、08年1-3月は
グループ全体でガソリンとディーゼル油計150万トンを輸入した。
4-6月期もガソリン50万トン、ディーゼル100万トンの輸入を計画している。
会長は、これらの対応で、08年4-6月期は安定した石油供給を確保できると説明した。
(翻訳・編集/HI)
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