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中国、青海省に大型核基地 米核専門家が衛星画像で解析
2008.5.17 09:51
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
【ワシントン=山本秀也】
中国西部の青海省で、中距離弾道ミサイルの発射施設が大量に整備された。
インドの主要目標を射程内に収める東風21号(DF-21)のための施設とみられている。
「全米科学者連盟」(FAS)の核兵器専門家、ハンス・クリステンセン研究員が、商業衛星の
画像解析で確認した。
車両に搭載された移動式ミサイルが展開するためのパッドは、東西約280キロの範囲で計58カ所。
発射施設は東西に分かれる形で設けられており、指揮・管制施設らしい構築物も2カ所みつかった。
東風21号は、改良型の射程圏が約2500キロとみられており、インドのほか、ロシア南部までが
核弾頭による攻撃圏内に入る。
インドは北京、上海など中国本土の主要部を射程内に収める中距離弾道ミサイル「アグニ3」の
開発を進め、2度目の発射実験に今月成功していた。
中国はこのほか、南シナ海に浮かぶ海南島で大型の原子力潜水艦基地を整備したことがやはり
衛星画像の解析でこのほど確認されるなど、核戦力の基盤整備を進めている。