【四川省地震】 都江堰の中学校の救助打ち切り、親が手で瓦礫の撤去作業~「何の説明もなく救出を打ち切るなんて許せない」★2[05/15]at NEWS4PLUS
【四川省地震】 都江堰の中学校の救助打ち切り、親が手で瓦礫の撤去作業~「何の説明もなく救出を打ち切るなんて許せない」★2[05/15] - 暇つぶし2ch1:東京大学の貴公子φ ★
08/05/16 18:14:49
四川大地震:救出打ち切られ、親が手で…都江堰の中学校
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15日、生徒約900人が生き埋めになったとされる都江堰市の聚源(じゅげん)中学校では、朝になっても
救出作業は始まらなかった。「子供を置き去りにできない」。地震発生から「72時間」が経過した午後も、
生徒の親たちは手作業で懸命にコンクリート片を取り除いた。

午前8時。地元住民や遺族ら約50人が学校の前にいた。倒壊したのは築20年以上の鉄筋コンクリートの校舎。
直径約1センチの鉄筋がぐにゃりと曲がっていた。「建築がしっかりしてない。腐敗した人間が、こんなのを造っている。
責任者は遺族に謝罪すべきだ」。男性(40)は訴えた。

聚源中は生徒数約1700人。地震発生時は18学級の約1000人が授業を受けており、9割が生き埋めに
なったとみられる。「世界でたった一人の、かわいい子だったのに……」。2日前に遺体で見つかった王林君
(15)の母親(36)は、この日も現場で泣いていた。「まだ、ここを離れられないの……」

午前9時過ぎ。成都市の疫病コントロールセンターの白いワゴン車が到着。遺体が多数埋まっている場合、
感染症が発生するおそれがあり、白衣を着た職員が校舎のがれきに向かってホースで消毒液の散布を始めた。

午前11時過ぎ、死者を弔う爆竹が鳴った。赤いろうそくが2本供えられていた。生徒の親ら数人が、手作業で
がれきを掘り返し始めた。「建物から離れなさい」。警察官の指示で、がれきの前からいったん人が消えた。
午後2時28分。発生から72時間が経過した。直前に医師や看護師が姿を見せたが、早々に立ち去ってしまった。

「1、2、3!」。午後3時半、男性数人が再びがれきの撤去作業を始めた。現場に散乱する金属製のタライに
コンクリート片を入れ、バケツリレーのようにして運び出す。時間とともに人が増え、夕方には20人近くになった。
ほとんどの人は素手のまま。男性の指には血がにじんでいた。

「何の説明もなく救出を打ち切るなんて許せない」。解秀英さん(38)は涙ながらに憤った。「スポーツが得意な子だった」。
がれきの下にいるかもしれない2年生の息子、巴飛君(15)を丸3日、思い続けている。近くでは、授業を休んでいて難を
逃れた李力君(16)ら3年1組の4人が死者に贈る紙銭を燃やしていた。


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