08/05/14 20:17:54
中国四川省を襲った大規模地震は12日の発生から3日目に入ったが、
被災地では依然として水道や電気などライフライン(生活物資補給路)の復旧が進んでいない。
震源に比較的近く、多数の死傷者を出した綿竹市では、
住民が洗面器などを持って水を求め、ガソリンスタンドには長い列ができていた。
市内を走る主要道路の歩道から、大きなバケツや洗面器、
ミネラルウオーターの空き容器を持って路肩に下りていく人々が目についた。
緑の藻が水面を覆った川に注ぐ地下水をくみに集まった人々だった。
長さ約2メートルの竹の棒を肩にかけ、重たいバケツ2個を運んでいた黄件陽さん(17)は
「地震後、水道が止まったまま。ここで水をくむしかない」と、力無く笑った。
5人暮らしの自宅は約1キロ・メートル離れた場所にあるが、多い時で1日5回来るという。
市場が閉まっているため野菜など生鮮品は手に入らず、めん類だけの食事でしのいでいるという。
【記事】
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)