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中国:4月の消費者物価指数、8.5%の高い上昇率
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【北京・大塚卓也】
中国国家統計局は12日、4月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比
8.5%上昇したと発表した。食品価格の22.1%上昇が全体を押し上げ、
11年9カ月ぶりの高水準となった2月の8.7%に次ぐ高い上昇率になった。
上昇が目立ったのは、昨年夏以来の供給不足が続く肉類及び製品の47.9%
で、このうち豚肉の上昇率は68.3%に達した。野菜類と穀物もそれぞれ
13.6%、7.4%上昇した。
また、中国人民銀行(中央銀行)は12日、金融機関の預金準備率を20日から
0.5%引き上げ、16.5%にすると発表した。引き上げは今年4回目。
預金準備率は、金融機関が保有する預金の一部を強制的に人民銀に預け入れる
比率。市中に出回る過剰な資金を吸い上げることで、投資の過熱や物価上昇を
抑える意味がある。
毎日新聞 2008年5月12日 20時33分