08/05/11 01:32:33
<アンカー>世界各国の宇宙開発競争が熱くなる中、日本が宇宙開発を軍事的目的に利用することがで
きる法案を事実上定めて波紋が広がっています。東京からユン・ジュンホ特派員です。
<記者>昨日(9日)、日本衆院で大きな意味を持つ重要な法案一件が静かに処理されました。
[中野きよし/日本衆院内閣委員長:(宇宙基本法案に)異議ないですか。原案どおり可決されたことを宣
布します。]
宇宙基本法と名付けられたこの法案の核心は、宇宙を軍事的目的に開発することを許容するものです。
日本は武力使用を禁止している平和憲法の精神に即して宇宙開発は平和的目的に限局するという原則
を今まで守って来ました。この原則のため、北朝鮮を見張る諜報衛星も自衛隊ではなく総理室で管轄
しており、軍事的目的の宇宙技術開発も慎んで来ました。
しかし、この法案が確定されれば自衛隊が諜報衛星を含む宇宙技術開発の前面に出ることができるよ
うになります。特に北朝鮮の核やミサイルなどに対して、鋭敏に応じて来た日本が北朝鮮監視目的と
いう理由で人工衛星を含んだ早期警報体系の開発にさらに拍車をかけるように見えます。
このような場合、韓国や中国など近隣国家の反発で北東アジア地域で緊張が高くなる恐れもあります。
来る13日、衆院通過が確実視されるこの法案は与党である自民党はもちろん自民党と事あるごとに対
立している第1野党である民主党も積極賛成しています。
ソース:SBSニュース(韓国語)日本、宇宙'軍事的開発'許容…隣国に波紋
URLリンク(news.sbs.co.kr)
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URLリンク(sankei.jp.msn.com)