08/05/07 02:12:57
★【今日のブログ】中国の愛国者に対する冷静な意見
最近、中国では米国CNNによる侮辱発言に対するデモ活動や、カルフールへの不買運動など、
「愛国」運動が盛り上がっている。このブログは、以前に発表した記事に対して多くの「愛国の士」
から罵りのコメントが殺到したことを受けて、彼らに対しての意見を述べたものである。
ブログを見たユーザーからは、「道理に適っている」という意見や「愛国は言葉ではなく行動で示す
ものだ」などといった意見が寄せられていた。以下はその話題のブログより。
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先日わたしが発表したブログに対し、多くの「愛国の士」からコメントが寄せられた。それらのコメントを見て、
私の中には彼らに対する同情が芽生えた。なぜならコメントを通じて、彼らの「無知」や「陰険さ」が見て取る
ことができたからである。
私が発表したブログは冷静に落ち着いて見れば、誰でも理解することができたはずだ。しかし、寄せられた
コメントの多くは私が売国奴であると罵るものや西側の反中国勢力であると誤解を生むものばかりであった。
このような事態になってしまい、泣けば良いのか笑えば良いのか分からなかった。だが単純に、彼らが
「非文明的」な言葉を使って他人を攻撃しているという事実に恐怖を覚えた。とは言っても、彼らも愛国の士
であることに間違いはなく、私も愛国者であり、愛国に反対するつもりなどないので、彼らに対して何点か
注意するだけにとどめたいと思う。
まず、愛国を語る前に文明的な方法を学ばなければならない。なぜならば文明的方法を持ってこそ祖国を
建設することができるからである。文明的方法を知らずに愛国を叫んだとしても、それは実体の伴わない
「絵に描いた餅」に過ぎない。
次に、愛国の基本的な行動とは自分の学業、または仕事を完遂することである。国家を強くすると言うことは、
人民一人一人の力が必要であり、各々が自分の本業を完遂することでそれに貢献することができるのである。
最後に、自分の教養を高めてから愛国を語ること。そうでなければただの「ごろつき」と変わらず、インターネット上
においてもそれは変わらない。また、礼儀をわきまえることも重要である。非文明的な言葉で愛国を語っても、
それは滑稽でしかないのである。
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(出典:老韓的奇談怪論BLOG意訳編集)
(写真)4月19日、スーパーマーケット、カルフールの入り口の前でオリンピック支持のスローガンとともに
不買運動に参加する人々。(編集担当:畠山栄)
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(中国情報局 2008/05/06(火) 20:04:01更新)
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