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手足口病を引き起こし、重症の場合死に至ることもある「エンテロウイルス71」(EV71)の
感染が、3月に中国安徽省で確認されて以来、周辺各省や南部に拡大を続けている。
国営新華社通信は5日、広東省で925人が同ウイルスに感染し、新たに子供一人が
死亡したと報じた。一連の感染による同省での死者は子供3人となった。また、
AFP通信によると、浙江省でも子供一人が新たに死亡し、安徽省阜陽市での死者22人を
含め、中国全土での死者数は26人に増えた。感染者の大半は10歳以下の子供で、
重症患者が数十人いるため、死者数は増える可能性があるという。
中国衛生省は公衆衛生警報のレベルを引き上げた。同ウイルスは6-7月に最も活発に
なるとされており、中国政府は8月の北京五輪への影響を最低限にとどめたい構えだ。
同ウイルスの感染者は、安徽省で約4500人、広東省で925人、北京市で約1000人など
既に6000人を超えた。このほか、江蘇、浙江、江西、河南、湖北、陝西の各省と香港、
マカオでも患者が増えている。
香港出身の官僚が事務局長を務める世界保健機関(WHO)は、「エンテロウイルスが
五輪の脅威になるという証拠はない」との見方を示しているが、中国国内では不安感が
当面高まりそうだ。
ソース::朝鮮日報
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