08/05/05 15:07:24
海中の岩礁に衝突
韓国の海洋警察が誇る最新鋭の警備艇が、海中の岩礁にぶつかって沈没した。
幸いにも乗組員12人は全員、近くで操業中の漁船に救助された。
3日午後2時ごろ、済州島とその北方に位置する楸子島(済州市)の間にある無人島・
クァンタル島の南方500メートルの海上で、済州海洋警察署所属の警備艇P-136が
岩礁にぶつかり沈没した。
海洋警察は同日、「警備艇が海上での検問活動を行っている最中に事故に遭った。
警備艇には警察官および義務警察(軍隊の代わりに入隊し警察業務に従事する)隊員
12人が乗っていた。正確な事故原因についてはまだ分かっていない」と発表した。
警備艇の乗組員は全員救助されたものの、キム某船長ら二人は低体温症になり、済州
大附属病院に運ばれ手当てを受けている。
昨年12月、済州島周辺海域に初めて配備されたP-136(100トン級、全長27.9メートル、
幅、6.14メートル)は、ウォータージェット推進を採用し、海洋警察が保有する船舶で速度
が最も速く、済州から釜山まで約3時間30分で航行できるとされている。
最先端の電子機器を搭載し、建造費だけで70億ウォン(約7億3000万円)を要しており、
水深の浅い入り江でも自由自在に航行できると言われていた。
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