08/05/03 11:36:31 DH5w75DS
>要するに日本に対する恩義というものをあまり考えてなかったって事ですよね。
あなたは、恩人の死について拘っていたのに、急に大日本帝国に対する恩義に話をすり替えましたね?
国家レベルで言うならば、ユダヤ人虐殺に加担せず、ユダヤ人を保護したのはポジティブな評価ですが、
ドイツの味方として戦った事によって、ドイツの延命に加担したというのはネガティブな評価になります。
ドイツとの同盟強化後は、流石にドイツ引渡しなどをしないまでも、ユダヤ人への扱いが微妙になるような人も
いなかったわけではありません。
>ユダヤ人保護政策が親日に働いてるという事実はないとってことを裏づけることになりますね?
いいえ。
私も最初から言ってるとおり、在米ユダヤ人と日本に保護されたユダヤ難民の間には意見の懸絶が有りました。
前者はあからさまに反日でした。
日本敗戦後、上海租界や満州入植地から世界中に再拡散し、そしてイスラエルへと移住した彼らが、
情報を知りえ、そして日本のユダヤ人保護政策について発言するようになるまでにはタイムラグがあったと
主張しています。ユダヤ人社会において日本に対する感情が平均化されていくのは、それからです。
また、直接彼らの処遇を決める立場にある現場担当者は国の顔になりますので、それがそのまま親日感情に
繋がるであろう事は、容易に判断できます。
いかに韓国大統領が親日的に振舞おうとも、日本人と日々触れ合う韓国人の態度が悪ければ、日本における
対韓感情も好転しない事実を挙げれば、理解は簡単かと。
>大臣含め外務省が受け入れ意思なければ、ユダヤ人のあの待遇ありえないもんでしょ。
えーと、ユダヤ人対策綱領を読めば、杉原・樋口・安江3氏による厚遇は、彼ら個人の義侠心から発するもののようです。
現場軍人の独断専行というと悪いイメージが有るのですが、こちらでは良い方に働きました。
杉原さんもそうですね。 元レバノンだかシリア大使も、国策とは無縁の言動を批判されましたが、こちらも良い方向に転がったようです。
東條さんが厚遇振りを諌めようと出向いたら、逆に「陛下の御心に逆らうような事はしていない」と、諌め返されたようです。
昭和天皇の人道主義と、現場責任者の義侠心が合わさり、結果として日本の方針とはズレたものの、日本に対して良い印象を
与えたようですね。
>底意が透けて見える
はい、気のせいです。