08/05/01 10:13:14
【北京30日共同】中国南部の広東省で大規模な児童労働が発覚し、
地元警察が30日までに救助に乗り出した。だが家に帰りたがらない児
童もおり、中国の極端な貧富の格差が事件の温床となっていることが明
らかになってきた。
広東省東莞市で、四川省涼山イ族自治州から来た16歳未満の少数
民族の児童が低賃金労働者として闇で取引されていると地元紙が報道
し社会問題化。10歳未満の子供も含まれ、大小の工場で長時間労働
を強制させられた上、満足な食事も与えられていなかった。1つの工場で
100人単位で雇用した例もあったという。
また、職場で性的暴行を受けたり、1日5元(約74円)程度の生活費しか
もらえないなど、悲惨な状況が次々と明るみに出ている。
報道によると、警察が児童を連れ戻しに現場に行くと「家に帰りたくない。
うちは貧しくて両親は私を必要としていない」と泣いて抵抗する少女らもいた。
記者が年齢を尋ねると、12-13歳とみられる少女らが口々に「18歳」と
答えたとしている。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)