08/04/27 07:14:25
■小泉の「風」起動 … 台風の目となるか？
＜アンカー＞
日本の福田康夫首相の運命が風前の燈のように見えます。支持率が極端に低下して
早期解散論が絶えず出ているうえ、高い人気のまま退任した小泉純一郎元首相の動き
が尋常ではないためです。東京から金サンウ特派員がレポートします。
＜レポーター＞
退任後、政治状況に関する言及を慎んできた小泉純一郎元首相が、久しぶりに口を開
きました。話題は「風」です。
＜小泉純一郎 前首相＞
「そろそろ、大事な『何とか』という風が吹き出したなあという感じがいたします。」
＜レポーター＞
「解散」という単語には直接言及しませんでしたが、事実上衆議院の早期解散と総選挙
実施の可能性を仄めかしたものと解釈されます。
＜川上義博参議院議員（民主党）＞
「あれは変革の風。変革の風が吹いてるんだという意味で言ったんだと思います。」
＜レポーター＞
自民党内では、支持率が20％台に過ぎない福田内閣を一日も早く退陣させて、国民に
人気が高い小泉元総理らを立てて総選挙を行なうべきだとの意見が公然と提起されて
います。内閣支持率は低いものの自民党支持率は野党民主党よりも２倍ほど高いこと
から、衆議院選挙で勝利できると考えているためです。
＜山本一太参議院議員（自民党）＞
「政界再編に動くみたいな時には、間違いなくキーパーソンの１人になると思います。」
＜レポーター＞
各種世論調査によれば、小泉元首相は麻生太郎前外相や小沢一郎民主党代表を抜
いて、断然１位に挙げられています。
与野党対立政局の核心であると同時に政界再編の時限爆弾であるガソリン税の暫定
税率復活法案は、今月30日に処理されます。民主党は、再議決された場合には首相
問責決議案を提出する予定です。
小泉元首相を中心とする強硬保守派が再び登場した場合、せっかく順風が吹き始めた
韓日関係に逆風となる可能性もあります。
対日関係は、形式的な成果を出すために急ぐよりは慎重なアプローチが必要だと思わ
れます。
東京からYTN・金サンウがお伝えしました。
▽ＹＴＮ（韓国語）（2008-04-26 23:29）
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▽動画（●を外してください）：
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