08/04/25 07:52:52
ソース:yahookorea(ハングル記事を記者が翻訳)
URLリンク(kr.news.yahoo.com)
参考画像:グリペンDEMO機
URLリンク(www.saabgroup.com)
スウェーデンのSAAB(サーブ)航空会社が、現在スウェーデンの主力戦闘機であるJAS-39
グリペンのアップグレード型である新型戦闘機 グリペンNG(Next Generation)を開発する
ために制作した技術実証機(DEMO)の出庫式が23日(現地時間)スウェーデンのリンクオピング
サーブ社工場で開かれた。
サーブ社はグリペンNGの開発をきっかけに韓国型戦闘機(KFX)の開発事業など韓国戦闘機
市場へ積極的に跳びこむ意思を明らかにしており、これまでアメリカ一辺倒だった韓国の
戦闘機市場においてヨーロッパ企業の進出可否が注目される。
700人余りの世界各国関係者とメディアが参加した中で開かれたこの日の行事でエイク・
スベンスン サーブ社会長は「グリペンNGの開発を通じてグリペンは今後3~40年間(戦闘機
市場で)先導的な位置を守るでしょう。」としつつ「技術実証機は2008年中に初飛行をします。」
と語った。
現在スウェーデン空軍の主力戦闘機であるグリペンは、ハンガリーとチェコ、南アフリカ共和国
タイなどへ輸出されるか輸出される予定であり、インドではアメリカ・ヨーロッパ・ロシアの最新
戦闘機たちと競合中である。
(中略・・・グリペンNGの性能について。訳文は>>2以降に)
◆韓国型戦闘機事業など韓国事業積極参加計画
サーブ社側は韓国政府と空軍が願う、どのような形態でも提携することができると積極的な
進出意思を明らかにしている。韓国型戦闘機(KFX) 事業に共同開発方式で参加するだけで
なく既存グリペンC/D戦闘機やグリペンNG戦闘機の直接売却も可能だというのだ。
現在防衛事業請負で愼重に推進を検討中のKFX 事業の場合、サーブ社は投資費用の30%を
負担し量産量の10~20%をスウェーデンが購買するという提議をしたことが判明した。
論難になっているKFXの開発費用(120機量産基準)と関連。サーブ社側は去年妥当性の検討
を引き受けたKDI側に当初10兆ウォンを提示し、後に8兆5000億ウォンでの修正を申し入れた
と精通している消息筋は伝えた。
サーブ社側は特に韓国空軍が老朽化しているF-4、F-5戦闘機を多数保有。2020年までに入れ
替えの需要が多い点に注目している。サーブ社はこれらの戦闘機が退役した後の空白をHIGH
級高性能戦闘機が全ての要求を満たせない場合グリペンやグリペンNGが代案になることが
できるという分析をしている。
韓国空軍の今後の戦闘機事業で有力な候補機種である米ロッキードマーティン社のF-35は
価格がかなり割高であり、希望どおりグリペン NGの価格がF-35の半分水準となれば韓国
戦闘機市場の進出を睨むに値すると言うのがサーブ社の計算であると思われる。
サーブ社のこのような立場が今年末までに‘生死’が決まるKFX事業や空軍の次期戦闘機
導入事業へどんな影響を及ぼすかが注目される。