08/04/23 12:14:31 株 BE:71343432-S★(501111)
財務省が23日発表した2007年度の貿易統計(速報、通関ベース)によると、中国(香港を除く)との貿易額
(輸出額と輸入額の合計)が前年度比10・2%増の28兆257億円となった。
米国の景気減速で対米貿易額は4年ぶりに減少に転じており、中国は2年続けて米国を上回る最大の
貿易相手国となった。
ただ、中国産の野菜やウナギなどへの不安感を背景に、中国からの食料品の輸入は7・9%減の8705億円と
5年ぶりに減少に転じた。特に3月は前年同月比32・2%の大幅減だった。
07年度の日本の輸出総額は前年度比9・9%増の85兆1177億円、輸入総額は9・4%増の74兆8931億円と
いずれも過去最高となり、貿易黒字は13・4%増の10兆2246億円と2年連続で増えた。
対中貿易は、輸出が高級車を中心に前年度比15・3%増の13兆457億円、輸入は携帯電話などを中心に
6・1%増の14兆9800億円で、ともに過去最高だった。食料品の輸入は、ウナギなどの魚介類が19%減の
2954億円、野菜が11・6%減の2023億円に落ち込んだ。
対米では輸出が3・1%減の16兆6010億円と4年ぶりの減少。住宅不況の影響で建設・鉱山用機械は
32・6%減の2103億円と大きく落ち込んだ。輸入は、穀物類の価格高騰などで3・6%増の8兆3260億円だった。
(2008年4月23日11時24分 読売新聞)
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