08/04/22 23:35:44
1980年に韓国・光州市で、民主化を求める市民と戒厳軍が衝突した光州事件をテーマにした
社会派映画『光州5・18』の日韓議員連盟主催特別試写会が22日(火)、東京・永田町の憲政記念館講堂で行われた。
同議員連盟会長で自民党衆議院議員の森喜朗元首相は、予定より遅れて会場入りし、
上映終了後に予定されていた取材も受けず、終始無言を貫いたまま会場を後にした。
自民党衆議院議員の加藤紘一氏は「80年当時に新聞報道された際は隣国の人間として漠然ととらえていたが、
この作品を通して何が起こっていたのかを目の当たりにし、言葉が出ない」と涙ながらに語った。
そして、「韓国の人たちの“大義”に重きをおく国民性には、非常に心を打たれた」と締めくくった。
本作は、総製作費100億ウォン(約12億円)を投入し、商業映画として初めて「光州事件」を真正面から取り上げている。
韓国の歴史に翻ろうされ犠牲になった市民の悲劇を、キム・ジフン監督が、
アン・ソンギ、キム・サンギョン、イ・ヨウォンらで映像化した。
韓国内で740万人を突破し、歴代韓国映画興行収入でトップ10入り(8位)を果たしている。
5月10日(土)より、新宿ガーデンシネマほかでロードショー。
【記事】
URLリンク(www.varietyjapan.com)