08/04/23 21:05:36 Qzuy1bLU
【今日のブログ】なぜＣＮＮキャスターは中国を罵倒したか
先日、米テレビ局ＣＮＮのキャスター、キャファティ氏が番組中に中国と華人に対して暴言を述べたとして、
中国では抗議活動などが起きている。今日紹介するブログはキャスターが中国を罵倒した原因を考察したものだが、
ブログを見たユーザーからは「客観的で筋が通っている」「鋭い分析だ」などのコメントが寄せられていた。
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米テレビ局、ＣＮＮのキャスター、キャファティ氏が番組中に中国とすべての華人に対して「暴徒」と罵倒し、
中国人民は激しく怒っている。そんな折、コラムニストの連岳氏がネット上で、逆に米国をこき下ろす内容の文章を
発表した。
とは言っても、キャファティ氏の発言に比べれば程度の軽いものであったし、中国語を理解できる米国人も
そう多くはいないだろうから、たいした反響はなかった。しかし、キャファティ氏はキャスターとしては三流であっても、
テレビ上での発言の上、彼の発言を録画した映像は動画共有サイトに大量に出回っている。キャファティ氏の影響力は
中国のコラムニストとは比べ物にならない程に大きいというのが現実だ。
仮に連岳氏がテレビ上で彼の文章を発表したらどうなるだろうか。憤慨する人もいるだろうが、何の反応も見せない
人もいるだろうし、内容に賛成する人もいるに違いない。実際、２００４年に行われた大統領選挙でブッシュ大統領が、
５０００万票あまりを集めて当選した際、イギリスの雑誌が表紙に「５０００万人の馬鹿がブッシュを選出した」と掲載した。
しかし、彼らは無反応であった。
米国内では、今回のキャファティ氏の発言に対して、特に何の反応もなかった。なぜ、米国メディアや米国民は
中国人に対して同情や抗議といった反応を示してくれなかったのだろうか。私の意見では、「米国民が華人を
嫌っているから」ではなく、単に三流キャスターのコメントを真に受けなかっただけに過ぎないと思う。
また、キャファティ氏が中国人を「暴徒」と罵った言葉の中に、嫉妬の気持ちを感じることができる。
米国は米中間の貿易で莫大な赤字を抱えているし、中国のドル建て外貨準備高はかつてない程に大きなものとなった。
彼らはそのドルで米国本土を買いあさられることが不安で、恐ろしいに違いない。
今回のＣＮＮによる罵倒事件に関して、中国外交部までもが抗議のコメントを出している。中国人はアメリカ人のように
無反応になるべきであり、デモ活動や抗議行動は「弱者」が取るべき行動である。海外にいる中国系住民を含め、
全ての華人は我々が「強者」であるということに気付いていないのではないだろうか。
URLﾘﾝｸ(news.searchina.ne.jp)