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善光寺:聖火リレーに合わせチベット暴動犠牲者の追悼法要
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長野市内で26日に予定されている北京五輪聖火リレーに合わせ、中国チベット自治区などで
起きた暴動での犠牲者を追悼する法要がリレー当日の朝、国宝・善光寺の本堂で営まれる。
主催する市民団体が21日、記者会見で明らかにした。在日チベット人も参加する見込み。
追悼法要は、市民団体「チベット問題を考える長野の会」(野池元基代表)など2団体が主催し、
善光寺の僧侶ら有志でつくる「平和を願う僧侶の会」(若麻績=わかおみ=敬史代表)も協力する。
若麻績代表は「国や宗教などの差異を超えた平和な世界の実現を訴えたい。国籍を問わず行いたい」
と開催理由を説明し、追悼法要はチベット人だけではなく、中国人らも対象にするという。
追悼法要は26日午前6時半、本堂前に集合し、同7時から本堂で、同団体などが現地の
報道などを通じて把握した犠牲者60人以上の名前を読み上げて弔うという。
野池代表は「非暴力で、平和的に活動を行いたい」と語り、法要後には、新たに決まった
出発・点火式会場や沿道などで「チベットに自由を」などの横断幕を掲げる方針。
【藤原章博】
毎日新聞 2008年4月21日 20時29分(最終更新 4月21日 20時40分)