【北京五輪】 大気汚染の影響か、ユニホーム真っ黒に~北京五輪マラソンを日本代表が試走[04/20]at NEWS4PLUS
【北京五輪】 大気汚染の影響か、ユニホーム真っ黒に~北京五輪マラソンを日本代表が試走[04/20] - 暇つぶし2ch212:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん
08/04/23 15:50:05 Qzuy1bLU
<点描・北京五輪>朝倉浩之の眼・マラソン『ウェア真っ黒』報道への違和感―当日に人口増雨?

さて、日本での関心の高いマラソンで、しかも本番と同じコースが設定されているということで、日本からも新聞、
テレビ各メディアが大挙して訪れた。レース後に行われた記者会見での記者団の関心は軒並み「大気汚染」と
「硬くて悪い路面」。それらは日本で最も関心の高いことだから、問題はないのだが、その翌日の報道を見ると、
大きな違和感を覚えた。

各新聞の記事には「ユニフォームが真っ黒 北京五輪マラソンを日本代表が試走」、「ウェア真っ黒、道デコボコ」
「ユニフォームが真っ黒。大気汚染の影響だと思う」「服が真っ黒!大丈夫か?」という言葉が踊っていた。

これはレース後に行われた記者会見で、選手全員が質問に答えた中、代表の一人、尾方剛選手が口にしたコメント。
「帰ってきたらユニフォームが真っ黒になっていた。大気汚染の影響なのかなと思った」という言葉が伝えられたものだ。

これ自体は選手が口にしたコメントであり、伝えることに問題はないが、実際には、選手たちが口を揃えて、
この大気汚染問題を“否定”していたのだ。だが、この部分は触れられている記事をあまりみかけない。

『あまり空気が悪いとは感じなかった。(土佐礼子)』『走っている間は特に(大気汚染を)感じなかった(尾方)』
『見た目には空気が悪そうだが、走ってみると、そうでもなかった』というのが各選手のコメント。
尾方選手は、先ほどの『真っ黒発言』の直前に、こう答えているのだが、この部分は、触れられている記事を見かけない。

この日は、あいにくの雨模様で、空気も“洗い流され”、現実には、レース中の大気状況の把握は難しい。
だから、彼らのレース中の感想から単純に『北京の空気は大丈夫』とも言えないが、逆に言えば、尾方選手の
『真っ黒発言』も決して額面どおりには受け取れないはずだ。普通に考えれば、足元の泥土が跳ねるなどの結果、
『真っ黒』になったと考えるべきであり、もし仮に『雨水の影響』ならば、それをきちっと検証して、表現をすべきだろう。
いずれにしても、他の選手の発言を紹介することなく、この『真っ黒発言』だけを取り出して、センセーショナルな
報道を行う日本メディアの記事には違和感を覚えた。

また『硬い』『デコボコ』の地面というコースに配する批判報道も見かける。確かに、北京の石畳やレンガ状の地面は
非常に硬い。また、選手がいうように『マンホールによる出っ張り』があるのも事実だろう。(これは我々北京在住者も
街中でよく目にする)だが、選手たちは、決して、これらのコースに対して“文句”や“苦情”を語っているわけではない。
あくまで、北京のコースはそういう特徴を持つコースだという「感想」を述べただけであり、自分自身の、
それへの対応が必要と語っているのみである。

マラソンなど『ロードレース』は、あくまでも競技場の外で競い合うもの。あらゆる路面の変化があり、地形の変化があり、
その環境の中でアスリートたちは戦う。これに対応するため、シューズを改良し、足の運びやペース配分の戦略を立て、
レースに臨む。ここがマラソンの面白さであるはずだ。この『当たり前』の道理からすれば、各メディアの
『地面がデコボコ』『硬い地面』など、北京のマラソンコースを批判する論調の記事には首をかしげざるを得ない。

むしろ、一人の選手は「その硬さが逆に心地よくなってくる」と感想を語っている。地表やコースを自分の味方につけた
選手こそが、そのレースを制するはず。それは選手達が一番良く分かっているのだ。

もちろん、非常に素晴らしい記事を書かれる諸先輩、記者の方々も大勢いるから、ひとくくりにして批判をする
つもりはない。また一方で、マラソンの一現象をとりあげて、北京の環境や様々な事象に無批判でいろ、
というわけではない。

だが、一連の報道は「批判ありき」「批判のための批判」になっていないか。

このようなレベルの報道では、これから迎えようとしている北京五輪の持つ本当の問題点を見誤ることになると思う。
URLリンク(www.recordchina.co.jp)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch