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2008/04/17-22:44 聖火のエベレスト登頂は「茶番」＝登山家・メスナー氏が痛烈批判－独紙報道
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【ベルリン１７日ＡＦＰ＝時事】
イタリアの伝説的な登山家、ラインホルト・メスナー氏が１７日付のドイツ紙、
フランクフルター・ルントシャウのインタビュー記事で、北京五輪聖火リレーの
エベレスト（中国名チョモランマ）登頂計画を「茶番劇」と痛烈に批判した。
世界最高峰エベレストの無酸素登頂に人類で初めて成功したメスナー氏は
「なぜ、聖火を登頂させなければいけないのか」と計画に疑問を呈し、
「エベレストの頂上で聖火を燃やし続けるには奇術が必要だ。酸素はほとんどなく、
風も強烈だからだ」と指摘した。
その上で、「世界はチベットが踏みにじられるのを看過すべきではない。
チベット文化を守るために力を貸さなければならない」と訴えた。
聖火のエベレスト登頂は５月に予定されている。（了）