08/04/18 06:01:00
(続きです)
―20日、大統領が日本を訪問する。韓日関係が好転するという
期待が大きい。
「180度変わるだろう。日本の政治家たちは、先の両政府とは
十分に話し合うことができなかった。先の政府が、日韓交流という
名の下に、日本の『左翼』だけを相手にしたためだ。これからは変
わる。日本人の関心事である拉致被害者問題にしても、李大統領は
韓国人拉致被害者について言及している」
―どの政権であれ、初めは未来志向的な韓日関係を語り、
独島(トクト、日本名=竹島)や教科書問題、歴史問題などが起こる
と原点に舞い戻った。
「日韓の間に問題がなくなると考える人はいない。ただ、問題が
あっても話し合えるという点、これは大変な変化だ」
重村教授は、究極的に韓日関係を好転させるには、両国が、正規の
教科課程で互いの現代史を教えるべきだと提案した。
「日本人は、学校で1900年代以降の韓国の歴史、例えば日本の
植民地支配があったという事実すら学ぶことができなかった。韓国も、
1945年以降の日本の歴史はあんまり学んでいないと聞いている」
―韓半島の統一を警戒する日本人も少なくないようだ。
「日本人は、韓半島が歴史的にも地政学的にも中国の脅威から日本
を守ってくれた有難い存在という点を知るべきだ。韓半島が日本を
攻撃したことはない。統一はいつになるか分からないが、必ず訪れ
るだろう。日本にとってはその時が、日韓の協力を堅固にする最後
の機会だ。例えば、最初の10年は経済的な困難が多いが、その時
日本が貢献するなら、歴史に残る日韓協力になるだろう」