08/04/17 23:44:58
(大田=ニュースワイヤー)無人航空機技術で国内最高の実力を認められている忠南（チュンナム）大研
究チームが純粋に国内技術で製作された無人航空機で独島（竹島）往復に挑戦する。
忠南大電気工学科無人航空機チームであるエアゲート(Air-Gate)と同様の学科創業ベンチャーであるN
ESは、科学の日を迎え4月20日(日、雨天など気象悪化の時21日)午前10時、慶北蔚珍（ウルチン）郡後
亭（フジョン）里飛翔滑走路から無人航空機を離陸させ、独島まで往復飛行、航空写真撮影任務を遂
行する。
慶北蔚珍から出発した航空機は約220km離れた独島に2時間で到着し、2回東島と西島を旋回飛行して独
島を撮影する計画だ。往復距離450km、所要時間は4時間位かかると予想される。独島往復挑戦はもち
ろん400kmが超える長距離無人航空機飛行は国内で初めて。研究チームは今回、独島往復に挑戦する無
人航空機を純粋国内技術と国産装置で製作した。
アリス・ストーム(Aris storm)と名前付けられたこの無人航空機は翼長2.9m、重量11kg、48ccのエン
ジンと燃料8リットル、航法センサー、カメラなどを装着することになる。航空機は国内企業(BJ
Craft)が製作し、エンジンと撮影に使われるカメラも国産装置が搭載される。
アリス・ストームは超低価型無人機システムで、10kg内外の医薬品や緊急輸送品などを島嶼、山間地
方(300km以内)に2時間以内で輸送できるし、10kg内外の爆弾を装着することもできて巡航ミサイルな
ど軍事用にも利用が可能だ。特に無人航空機の核心と言えるコンピュータと航法センサーは忠南大エ
アゲートとNESが多年間かけて直接製作してきた技術だ。（中略＝詳細な説明）
研究チームは今回独島プロジェクトのために過去1年間、準備して来たし今回の飛行に投入される無人
航空機は200余時間を試験飛行するなど満を持して来た。飛行地域を独島に決めたのは、日本の領有権
主張に対して、国産装置のみを利用した無人航空機を浮かべることで独島が私たちの地であることを
もう一度確認する一方、純粋国内技術で国土の最東端である独島を監視、偵察することができること
を確認するために企画された。
忠南大チョン・テウォン教授は「独島という特殊性と長距離往復飛行に備えて数十回にわたる試験飛
行と実戦テストを経て万全の仕込みを終えた。今回のプロジェクトが成功的に進行されれば、独島守
備のために無人航空機で迅速で常時的な情報収集及び危機対応ができることと予想される。」と述べた。
ソース：ニュースワイヤー(韓国語)忠南大NES無人航空機で独島往復撮影挑戦
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