08/04/17 21:59:48
八月の北京五輪に向けた大気汚染対策として、北京市は十六日までに、
粉じんの発生源となる土木工事の全面禁止や大がかりな交通規制を、
七月二十日から二カ月にわたって実施する方針を明らかにした。
だが、日本の専門家らは効果を疑問視している。
北京の大気汚染は世界最悪レベルとされ、男子マラソンの世界記録保持者
ハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)は汚染を理由に五輪不参加を表明。
各国選手団の懸念が強いため、北京市が「抜本策」として打ち出した。
期間は、北京五輪(八月八-二十四日)とパラリンピック(九月六-十七日)をはさむ
七月二十日から九月二十日まで。砂ぼこりを防ぐため北京市内の土木工事を全面禁止。
セメント工場や石灰生産工場などの生産も停止する。
交通規制の詳細は未公表だが、プレートナンバーの末尾が偶数の車と奇数の車を
一日置きに通行禁止にする措置などが予想される。
この対策について、北京の日本大使館関係者は
「天津や河北省など周辺地域でも対策を講じないと効果は小さい」とみる。
中国の環境問題に詳しい大野木昇司・日中環境協力支援センター(北京)社長も
「風が弱ければ汚染物質が空気中に滞留するなど気象条件にも左右され、不確定要因が多い」と指摘する。
そもそも北京市は、大気中の二酸化硫黄や粒子状物質の濃度などの基本データを公開しておらず
「対策の効果をはかりようがない」との指摘も出ている。
【記事】
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