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無期懲役刑を受け服役中の受刑者(46)が、刑務所から出たいと考え、故意にエイズに感染し、
いったん刑務所外に出されたが、半月後に規定違反で連れ戻されていたことが分かった。
問題の受刑者は、2002年10月に殺人教唆などの罪で無期懲役が確定した暴力団「猶太派」の
ナンバー2で、無期懲役で服役するよりは、エイズにかかって出所した方がましだと考え、拘置所
に収監されていたエイズ患者と自分の腕を傷つけた上で傷口をすり合わせたり、注射器でエイズ
患者の血液を採取して自分の体内に注射したりしてエイズに感染した。受刑者は「数年以内に
エイズ治療薬が開発されるはずで、たとえ感染しても合併症がなければ当面は生活できる」と考
えていたという。
しかし、警察側は受刑者が頻繁にエイズ検査を要求することに疑いを抱き、感染の経緯が明ら
かになった。この結果、エイズ予防法違反と公務執行妨害の容疑が加わった。
受刑者は刑務所3カ所を転々とし、服役生活を送っていたが、今年2月中旬に高熱を出し、エイ
ズ合併症による結核で重症患者と診断されたため、2月29日から3カ月間の刑執行停止処分を
受けた。そして、家族がいる釜山の大学病院の隔離病棟で治療に専念した。しかし、担当刑務
官に無断で友人に会うため外出するなど刑執行停止規定に違反したため、入院から半月が経過
した15日午前に釜山拘置所に再収監された。
▲朝鮮日報(日本語)2008/04/16 10:58:57
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