08/04/13 22:33:30
北京五輪聖火リレーの出発式が予定される長野市の善光寺で13日夕、ろうそくの火を灯して
チベット騒乱の犠牲者を悼む追悼式が行われた。チベットの人権問題の早期解決を求めるNGO「SFT」
(本部・ニューヨーク)の日本での活動を支援する市民団体「チベット問題を考える長野の会」が企画。
雨の降る中、趣旨に賛同した善光寺を含む僧侶10人も加わり読経をあげた。
これまでに、会として把握した暴動による死者177人の命を表したろうそくを用意。仏教の「調和」を
示す円形になるように約60人の参加者が1本ずつ持ち、濡れる地面に静かに置いて手を合わせた。
僧侶の代表(48)は「事件で犠牲になったすべての方の菩提(ぼだい)を弔い、平等で平和な世界の実現を願う」と述べた。
インド生まれのチベット難民2世で、SFT日本のツェリン・ドルジェ代表からは「チベットと中国の犠牲者の
追悼が一緒に営まれたことをすばらしく思う」とのメッセージが寄せられ、支援者が代読した。
一方、この日は26日の聖火リレーに備えて、沿道の整理などにあたるボランティアを対象にした
説明会が長野市で開かれ、当日のスケジュールの説明などが行われた。
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