08/04/10 19:55:19 Jt/u7Xpn
中国へのバッシングは成長の一過程
中国党機関紙の人民日報が中国国民の奮い立たせている。チベット問題をきっかけに中国が世界の公敵とされる
雰囲気が続き、中国国民が委縮しないか憂慮してのことだ。
人民日報傘下の国際専門日刊紙・環球時報は9日付で‘大国の困難が中国を試している’というトップ記事で、
「中国の困難は中国の目覚ましい躍進のため」と診断した。中国が大国に成長したために困難にぶつかっている、
ということだ。
環球時報は、まず人民元切上げを例に挙げた。人民元が7日に一時1ドル=6元となったのを指摘し、
「1ドル6元台の時代は秒読みに入った。世界は‘強い人民元=強い中国’と認識し、中国に対するけん制を強めている」
と指摘した。
また「世界の各メディアが競って‘強い中国’を予測することにより、中国に対する反発も次第に激しさを増している」
と分析した。続いて経済分析家の話を引用し「中国は現在3つ目の試練に直面している」と指摘した。
1つ目は建国から1960年代までの‘攻撃に耐える’段階、2つ目はその後30年間の‘空腹に耐える’段階だった。
現在は3つ目の‘バッシングに耐える’段階に入ったという。
バッシングの特徴は2つある、と同紙は指摘している。一つは「事実の歪曲や非難で中国のイメージを傷つける
‘ソフトウェア的攻撃’。もう一つは、環境保護、気候、食品安全、宗教などの分野で日常的に起こる攻撃だ。
環球時報は最後に「中国はかつて文明大国だったが、長いあいだ衰退していたため、大国の気性と泰然さを失った。
賞賛されながら大国が前進するということはありえない。ただ、バッシングを受けながら我が道を進むしかない」と主張した。
URLリンク(japanese.joins.com)