08/04/06 23:50:11
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▲徐勝（ソ・スン）立命館大コリア研究センター所長。
4.3当時、2万人余りが済州で軍警の弾圧を避けて日本に渡ったが、日本はこれを「密入国」と規定し
て徹底的に弾圧した、という主張が申し立てられた。
日本で韓国の民主化と人権のために活動している徐勝立命館コリアセンター所長は済州オリエンタル
ホテルで開かれている「4.3、60周年記念国際学術会議」二日目のラウンドテーブルで済州4.3に対す
る日本の直接的な責任を追求した。
徐勝所長は「4.3勃発直後、多くの避難者が日本に来たし彼らは政治的に亡命者であった。政治的難民
者はおよそ2万人ほどと推定される」と4.3当時、軍警と西北青年団（西青）の弾圧を避けて日本に渡
った道民たちは「政治的亡命者」という新しい意味を付与した。国際難民法によって日本政府が保護
しなければならない「亡命者」となるわけだ。
徐勝所長は「しかし、日本政府は彼らを‘不法密入国者’と規定して徹底的に弾圧解雇、大村収容所
を作って彼らを収容した。彼らが李承晩独裁政権下で弾圧を避けて日本に渡って来たが、日本は難民
法にずっと違反した。」と述べた。さらに「日本政府は今日もこの真実糾明に対して謝罪していない。
日本政府が(植民地支配をして、米軍に誤った政府を提供することで)4.3に間接的に関与したことで、
直接的にこの問題により大きな責任がある」と強調した。
徐所長は「真実をどのように明らかにしていくか、共有するのかという問題において「仲直り」より
「記憶」がもっと重要だ。すべての清算運動は記憶との闘いだ。記憶を越えて仲直りする、というこ
とは問題がある」と記憶と仲直りに対する根本的な問題を申し立てた。
彼は「日本は盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領を反日・親北朝鮮政権と罵倒しながら過去にだけこだわ
って未来指向的ではないと攻撃し、李明博（イ・ミョンバク）政権に対しては過去にこだわらない未
来指向的に評価している。すべての人が仲良くすることに反対しないが、しかし歴史的にどんな責任
があって、どんな処罰と補償があるのかに対する記憶は確かに持っていなければならない」と述べた。
彼はまた4.3精神に対しても「済州4.3抗争は帝国主義抑圧、植民地支配から解放されたいと望むこと
だった。独立はしたが、実際は成り立っていないことに対する抗議だ。日本支配がアメリカ支配にま
でつながった。帝国主義国家に抗拒抗争した人々の精神が続かなければならない」と強調した。
それとともに所長は3年前、南ア共和国ダーバンで開かれた「反人種世界大会」問題を紹介した。
この会議では奴隷制道と植民地支配は「反人道的犯罪」であることを確認しようとしたが、アメリカ
と日本、ヨーロッパが反対してできなかった。日本の植民地支配とひそかに通じて北東アジアを支配
したアメリカの新植民地支配は続いているということだ。徐所長は「4.3精神はこのような問題をつか
まえて行かなければならない」と述べた。
ソース：済州の音(韓国語)“日政府,4.3政治亡命者2万名密航者で弾圧”
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関連サイト：済州島四・三事件 wiki
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