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嵐の予感!民族学者、「大チベットという国が存在した事実はない」と断言―中国
2008年4月3日、新華社サイト「新華網」は国務院新聞弁公室が2日、国内外の記者を招いてチベット問題に関する
会見を開いたと伝えた。
会見の席上、中央民族大学喜饒尼瑪(シーラオニーマー)副校長は記者団に対し、
「ダライ・ラマが主張する『大チベット』とは現在の自治区だけでなく、四川省、甘粛省、雲南省、青海省を含めた
地域を指すもので、これらの地域が中国の歴史上において『大チベット』であった事実はない」と述べた。
これに続き、「西蔵(現チベット自治区)」は元(1271年~1368年)の時代には中央政府による直接統治下にある
1行政区域として地図に画かれており、王朝や政権は変わっても、現在に至るまでずっと中央政権の管轄下にあった
と記事は説明。「大チベット」という概念は、中国の分裂を画策する帝国主義者の陰謀だと指摘した。
国外に逃亡しているチベット分裂分子は「チベット民族居住区」と「チベット自治区」という2つの異なった概念を
故意に混同しており、「チベット民族居住区」を政治実体に仕立てようと企んでいると記事は結んでいる。
URLリンク(www.recordchina.co.jp)