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大阪市中央区の衣類製造販売会社「コージィコーポレーション」が販売した中国製の乳幼児用Tシャツから有害物質の
ホルムアルデヒドが検出され、同市保健所は4日、販売中止を指導した。
同社は、販売済みの同種Tシャツ約3000枚の自主回収を進めるほか、乳幼児向け衣類全約10万点の販売を中止、自主検査する。
同市保健所などによると、検出されたのは、黄色の「ENJOY Tシャツ」。同社が販売した別のTシャツを着た兵庫県尼崎市の
女児(9か月)に、Tシャツの形に湿疹(しっしん)が出たため母親が尼崎市保健所に相談し、両保健所で調査していた。同社によると、
このTシャツは中国製で、商社を通じて同社が購入した。文字などをプリントするインクの溶剤にホルムアルデヒドが含まれ、
残留していた可能性がある。
同社には「乳幼児の体に湿疹が出た」との苦情が3件寄せられている。
同社は全国37か所で「スターベイションズ」の名で店舗を展開。
(2008年4月5日03時05分 読売新聞)