08/04/04 17:43:51
淑明(スクミョン)女子大衣類学科の蔡今錫(チェ・クムソク)教授(56)が
テーマにしているのは‘伝統’と‘現代’の出会いだ。
ファッションにも‘韓国的なものを込めるべき’と考えてきた。
日本は伝統服の着物を応用した‘浴衣’を文化的・商業的な象徴物として
作り上げてきたが、これと比較できるような服が韓国にはない、という事実
が残念だという。
蔡教授は今回、韓国的な‘休息服’をつくった。
家庭やホテルで、またちょっとした外出時に簡単に着用できる、韓国的な
美意識が込められた文化商品としての‘休息服’を開発したのだ。
各界専門家5000人余を対象にアンケート調査を実施し、韓国を代表する
イメージを選定、これに単純性・機能性・官能性などの現代的ファッション
コードを重ねたのだ。
蔡教授はまずトゥルマギ(外套)・チマ(スカート)・パジ(ズボン)をモチーフ
にした。
これを基礎にワンピース型(展開型・密閉型)、ツーピース型(男女用)4種
類のスタイルの休息服をデザインした。
また韓国的な服装を強調するものとしてキッ(襟)・コルム(結び紐)などを
選択し、優雅な姿を生かした。
純白・五色・玉色・藍色・墨色など伝統色を使い、ハングル文字もデザイン
要素として取り入れた。
服の素材も注目される。
韓紙の原料である梶(かじ)と綿繊維を半分ずつ混ぜてつくった‘韓紙繊維’
を使用した。
耐久性・染色性・抗菌性が優れ、現在一部の下着に使われている韓紙繊維
が、ファッション商品に本格的に結びつくことになる。
蔡教授は7日午後5時、ソウル三成洞(サムソンドン)ファッションセンターで
‘韓スタイルファッションショー’を開催する。
蔡教授と同僚の研究員がデザインした休息服・ユニフォーム125点が登場
する。
文化体育観光部・全州市(チョンジュシ)が後援する。
URLリンク(japanese.joins.com)
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