08/04/01 07:57:32
3月に東京で観測された黄砂の粒子に、工場や自動車排ガスなどから放出される窒素酸化物(NOx)や
硫黄酸化物(SOx)が高い割合で付着していたことが、東京大環境安全研究センターの戸野倉賢一准教授ら
の調査で分かった。黄砂は中国北西部の乾燥地帯から飛来したとみられ、汚染物質も同国の工業地帯で
放出された可能性が高いとみられる。
戸野倉准教授らは、黄砂の粒子一粒ずつに直接、イオン化用レーザーをあててリアルタイムで付着物質を
解析する方法を開発。この方法で3月17、18日に東京大構内で採取した黄砂の粒子約9000個を調べた
ところ、高率でNOxやSOxが付着していたという。
これらの物質が付着した黄砂を呼吸により体内に取り込んだ場合、肺などに悪影響を及ぼす可能性がある
という。今後は東京の大気環境に与える影響などについて調べる方針。
ソース(毎日新聞) URLリンク(mainichi.pheedo.jp)
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中国から日本に飛んできた黄砂に、硫酸などの大気汚染物質が付着していることが東京大学の調査で
わかった。
東京大学環境安全研究センター・戸野倉賢一准教授らによると、2月17日から18日にかけて東京に
飛んできた黄砂の粒子を独自の装置で調べたところ、硝酸や硫酸などの物質が付着していることがわかった。
これらの物質は、日本での排出量が少ないことなどから、中国で付着した可能性が高いという。
戸野倉准教授らによると、黄砂にはほかにも有害物質が含まれている可能性があり、東京の大気汚染への
影響をさらに研究するという。
ソース(日テレNEWS24) URLリンク(www.news24.jp)