08/03/29 18:31:43
米国メディアが暴露:中国が1,400発のミサイルを台湾に照準
---
アメリカのワシントン・タイムズ紙(*1)は28日、
諜報機関の評価を行う政府職員から得た情報として、
中国が台湾に標的を定めている弾道ミサイルは1,400発にのぼり、
以前に報じられていた数字(約1,000発)よりも40%も増えていたことを報じている。
この報道は、今年の元旦文告(*2)で陳水扁・総統が述べていた、
中共が台湾に対して1,328発のミサイルを配備したという内容が、
誤りではなかったことを実証しているのと等しい。
ワシントン・タイムズ紙では、この新たな数字を示した職員が中台間の論争に携わって
長い経験を持っていると述べている。ペンタゴンが今月始めに議会に提出した
中国の軍事力に関する年度報告では、中国が台湾に向けて照準を合わせている
ミサイルは990~1,070発であり、射程や精度、弾頭などの性能が改善されたものだとされていた。
ペンタゴンは、中国は全世界で最も積極的な弾道ミサイルの計画を有していると述べ、
人民解放軍が対台湾のために設置した要塞には、CSS-6(東風15)およびCSS-7(東風17)の
短距離弾頭ミサイルが配備されているという。
「中国は毎年毎年100発以上の速さでミサイル武力の規模を拡大させている」と前述の者は言う。
このほか、人民解放軍では、地対地巡航ミサイルや超音速対艦艇巡航ミサイルといった
精度の高い巡航ミサイルや、対艦艇弾道ミサイルを大量に購入しているという。
5月20日に退任する陳水扁・総統は元旦、中国は台湾に向け1,328発のミサイルと配備していると
語った。この時、アメリカ政府筋はこの数字を正式に裏付けることを拒否していた。
しかしワシントンの政府は、中国の軍備増強や北京が台湾に対して行っている威嚇については、
強い関心を持っていると語っていた。
米太平洋軍のキーティング司令官は今月初旬に議会で、
「中国が我らの台湾の友人に向けて行っている威嚇は、日々増加していると考えている」
と語っている。
この時、キーティングはその威嚇に対する作成計画についての議論を避けたものの、
彼の司令部では既に充分な準備を整えていると語っている。
さらに、現在のアメリカ海軍の西太平洋部署には2隻の航空母艦群があり、
グアムには6機のB-52爆撃機と3機のB-2爆撃機を配備し、
太平洋艦隊に「トマホーク」150発を有するオハイオ級潜水艦を増やしたという。
(03/29 14:29)
★ ソースは、聯合報 [台湾] とかから訳。
URLリンク(www.udn.com) (中国語・繁体字)
★ ワシントン・タイムズの元記事。(U.S. sees more Beijing missiles aimed at Taiwan)
URLリンク(www.washingtontimes.com)
★ 画像。
URLリンク(www.udn.com)
★ 訳註。
(*2) 毎年正月に行われる総統の新年の挨拶。
★ 関連スレ。
【米中】人民解放軍の陳総参謀長、米太平洋軍のキーティング司令官と会談 米台軍事関係の断絶を要請[01//15]
スレリンク(news4plus板) (dat落ち)
【米中】中国海軍高官が「太平洋の米中分割管理」を“提案”…米司令官明かす[03/12]
スレリンク(news4plus板) (dat落ち)
【米中】中国、露骨な野心 「太平洋東西分割管理」を米国に提案[03/12]
スレリンク(news4plus板)
とか。