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観光公社、韓国人の神風特攻隊員慰霊碑を観光資源に
【東京25日聯合】韓国観光公社東京支社が、日本の旅行会社と共同で第2次世界大戦時に
日本の神風特別攻撃隊員として徴集され戦死した韓国人、卓庚鉉(タク・ギョンヒョン)さんの
慰霊碑を訪れる日本人向けツアーの開発に乗り出す。観光公社が24日、韓国通として知られる
女優の黒田福美さんとともに東京で記者会見を行った。
慰霊碑は5月に慶尚南道泗川市に建てられる予定で、黒田さんが建立に大きな役割を果たした。
黒田さんは1991年、朝鮮のある青年が自身に「飛行機を操縦して死ぬことに悔いはないが、
朝鮮人が日本人の名前で死ぬことが悔しい」と話す夢を見て以来、韓国出身の神風特攻隊員を
探し始めたという。その後、1995年に夢の内容をコラムとして読売新聞に掲載したところ、
「それは神風特攻隊員の光山文博の可能性が高い」という情報提供を受けた。
黒田さんは光山さんの写真を見て夢に出てきた青年だと確信、慰霊碑建立に向け動き始めた。
卓さんは1945年5月11日、日本陸軍の戦闘機で鹿児島基地から出撃、
沖縄近海で24年の生涯を終えたことがわかっている。黒田さんは韓国と日本の知人らの
助けを借りてうわさを頼りに探した末、昨年に卓さんの故郷の泗川市西浦面を訪れ、
卓さんの親戚らと会い慰霊碑建立の承諾を得た。
観光公社は、両国の辛い歴史を象徴する卓さんの事件を韓日交流拡散の機会と考え、
日本側の旅行会社とともに多様な旅行商品の開発に乗り出した。ある旅行会社ではすでに、
慰霊碑除幕式への出席と泗川・釜山観光を柱とした韓国ツアーを販売している。
同社関係者は、「黒田さんとの『韓日平和と交流を考える旅行』が、
両国が互いの文化を尊重し理解を深めるきっかけになるはず」と期待を示している。
URLリンク(japanese.yonhapnews.co.kr)