08/03/22 10:53:32
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大学構内の書店で「花郎」(李ジョンウク、ヒューマニスト)が目立った。李ジョンウク氏が訳・注解
した「花郎世紀―新羅人の新羅話」と著書である「花郎世紀にみる新羅人の話」を読んだが、この本
はその後編で2003年に出版された。
この本が前作と異なる点は花郎道の真相を比較的体系的に敍述したという点だ。韓国古代史が専攻で
ある彼の他の著書と100編を越える論文、少なくとも彼が1995年「花郎世記」筆写本を手に入れて後に
書いたものなどは直接間接にこれと関連あるものが大部分だ。彼はこの文献に学者としての生命をか
けたわけだ。
しかし韓国史学会ではまだこの本を‘偽書’と断定する傾向が主流だから、彼は非常に孤独な闘いを
している。金大門の「花郎世紀」が発見されたというニュースに接した時、私も偽書なのは間違いな
いと思った。しかし、手に入れて検討してみた結果、問題はあまり簡単ではないと判断した。私のよ
うな考えを持つ人も少なくないようで、KBS‘歴史スペシャル’で何回かこの文献と関わる内容を放送
したし、すでに多くの単行本が出版された。国文学や経済学などの分野でも「花郎世紀」の真実性を
認める学者が現われている状況だ。
李氏は「花郎世紀」の成立時期を神文王の代である681~687年と見ており、それなら私たちは現存す
る日本最古の文献である「古事記」(712年)や「日本書紀」(720年)より先に書かれた史料を持つこと
になるわけだ。
学問的背景のある中堅史学者が自分のすべてをかけた文献に対して、どのように判断するかは読者に
ゆだねられている。
オ・イワン慶尚大哲学科教授
ソース:(韓国語)チェックイックヌン傾向]慶南大-花郎
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関連サイト:花郎世記
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花郎
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