08/03/21 12:18:12
サッカー:Jリーグに苦戦続きのKリーグ(上)(下)
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韓国プロサッカー・Kリーグが、10年遅れて発足したJリーグに苦杯をなめている。全南ドラゴンズは、19日に行われた
アジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)G組予選ガンバ大阪戦で3-4の逆転負けを喫した。
日本は昨年の浦和レッズのACL優勝後、世界制覇という大きな夢を描いている。一方Kリーグのクラブは、昨年から
Jリーグのクラブに劣勢を示している。なぜこのような逆転現象が起こっているのだろうか。
◆昨年から劣勢に
Kリーグは昨年、Jリーグとの7度の対戦で1勝も挙げることができなかった。当時全南は、ACL組別予選で川崎フロンターレに
連敗し、全北も8強戦で浦和に連敗した。
城南は、韓中日王者決定戦のA3大会で浦和に0-1で敗れた。ACL4強戦でも浦和に1敗1分けと劣勢だった。
昨年から始まった逆転現象は今年も続いている。全南はホームでの試合、ガンバ大阪に対して2点を先制したが、
その後4点を奪われ、逆転負けを喫してしまった。単なる1敗と片付けるにはあまりにも痛い敗戦だった。
◆中盤を重視するJリーグ
なぜ日本サッカーは強いか。日本サッカーは伝統的に中盤でのプレーが韓国より上手だ。
試合中リードしていようがされていようが、中盤を支配しようとする。そのため中盤で優位に立っていることが多く、
いつでも試合を引っ繰り返すことができる。19日の全南-ガンバ戦がそうだった。
全南は試合序盤に2点を挙げ、機先を制した。しかしガンバは慌てず、中盤からじっくり試合を作っていった。
そして全南のスタミナが落ちた後半から試合を圧倒して逆転した。
◆「このままでは今後も劣勢のまま」と憂慮の声
日本代表やJリーグの試合を見ると、同じような試合運びをするという印象を受ける。試合の進め方やプレースタイルが
よく似ている。中盤を重視するプレーがしっかりと身に付いているため、戦術のバリエーションが豊富だ。中盤を省く
韓国とはかなり違う。
全南-ガンバ戦を見たサッカー関係者はともども憂慮を表明した。「このままいけば、優位を示していたA代表間の対戦でも
負ける可能性がある」
パスやトラップなどの基本を忠実に学んできた日本の若い選手らが急速に伸びている。一方韓国の若い選手らは、まだ
「成績至上主義」から抜け出せておらず、基本がそっちのけになることが多い。
光陽=ノ・ジュファン記者
スポーツ朝鮮/朝鮮日報JNS