08/03/20 19:08:36 WAQN+yuB
マックスウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」という本があり、
これによれば、資本主義は西ヨーロッパ系キリスト教のオランダ、イギリス、アメリカなどの
カルヴァン「予定説」(人がその人生で何を行おうと、神は救済する人間を既に決めているという思想)の
影響が強い国で発展したことを挙げている。
つまり、神と人の感覚は完全に断絶していて、
神にカネを払おうが信仰しようが、結果は変わらない。
となれば逆説的に「全ての人間は神の前では平等」となるため、
人は合理的に「成果を上げる事」だけを行うようになり、
資本主義と合理主義が根付いた。他の宗派にこういう概念は無い。
その資本「主義」が日本に輸入されたと言う一点なら、
それはそれなりの影響があるだろう。
でも解放派は全然そういう事を言ってるんじゃなかったみたいね。