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オリンピアで２４日に採火式＝聖火、五輪初開催の中国へ－北京五輪
【北京２１日時事】８月８日に開幕する北京五輪の聖火は、古代五輪の舞台となった
ギリシャのオリンピア遺跡で２４日に採火される。近代五輪発祥の地、アテネで開催された
前回大会の採火式から４年。中国で初めて行われるスポーツ祭典の聖火が、神話の国でともる。
採火式は古式にのっとり、ヘラ神殿前でギリシャの女優ナフプリオトゥさんらがみこを務めて採火。
聖火は、第１走者を務めるアテネ五輪テコンドー男子８０キロ超級銀メダリストのニコライディス選手
（ギリシャ）の手に渡り、同国内でのリレーがスタートする。
国内を北上してから南下し、２９日に聖火がアテネへ。世界遺産アクロポリスの丘に一晩とどまり、
翌日にアテネ五輪陸上女子三段跳び銀メダリストのデベツィ選手（ギリシャ）が、
第１回近代五輪会場のパナシナイコ競技場に運ぶ。式典で聖火が北京五輪組織委員会に手渡され、
３１日に北京入り。翌４月１日から５大陸リレーが始まる。振り出しの地はカザフスタンのアルマトイ。
同２６日には日本の長野市を走る。
ギリシャ・オリンピック委員会の発表では、同国でのリレーは総距離１５２８キロで６０５人の
聖火ランナーが参加する。採火式にはギリシャの大統領と首相、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のロゲ会長、
北京五輪組織委員会の劉淇会長らが出席する予定。
先のチベット暴動への中国当局の対応に抗議する行動も予想されるため、ＡＦＰ電によると、
ギリシャ警察関係者は採火式と同国内の聖火リレーに厳重な警備を敷く方針を表明している。
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北京五輪聖火リレーの主な日程
３月２４日 オリンピアで採火
ギリシャ国内リレー
（２４－２９日）
３１日 聖火北京入り
４月 ６日 ロンドン
７日 パ リ
９日 サンフランシスコ
１１日 ブエノスアイレス
１６日 イスラマバード
２４日 キャンベラ
２６日 長 野
２７日 ソ ウ ル
２８日 平 壌
５月 ２日 香 港
３日 マ カ オ
４日 中国国内リレー開始
８月 ６日 北京市内リレー
８日 北京五輪開会式
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