08/03/20 00:50:50
山口県下の朝鮮学校保護者らの粘り強い要請運動によって、県は新年度から県下の
朝鮮学校に通う生徒への補助金を年額一人当たり、1万円増額することを決めた。
県は「私立外国人学校特別補助金」を1995年から年額一人当たり3万円、98年からは
4万円を支給しており、今回25%増の5万円に増額した。その理由について県側は
「朝鮮学校及び保護者から県に対し、助成措置の改善についての切実な要望が
行われたことなどを踏まえたもの」と説明した。
この間、「山口県民族教育を支えるオモニ達のネットワーク」(呂久代代表)は、
「子どもの権利条約委員会」が日本政府に対し朝鮮児童・生徒らに対する差別を
改善するよう求めた2004年の勧告の実現を目指し、広範な日本の市民とともに
街頭署名を展開、文部科学大臣への陳情など処遇改善・増額の運動を粘り
強く行ってきた。増額はこうした粘り強い運動の結実だ。
朝鮮新報
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