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デモ鎮圧の抑制要求 中国政府に米国務長官
ライス米国務長官は15日、中国チベット自治区ラサの大規模暴動で犠牲者が出たことについて
「極めて悲しい」出来事とする声明を発表、中国政府に対して過度のデモ鎮圧を抑制し、
拘束したデモ参加者を解放するよう求めた。
国務省は同日、安全確保が困難として、チベット自治区に滞在する米国人に退避勧告を出した。
声明で長官は「暴力行為が今後も続く恐れがある」として、中国政府とデモ参加者の双方に沈静化を呼び掛けた。
特に中国政府には「ラサとその周辺で警察官や兵士の数が急増している」と懸念を表明し、
今後の当局の動きを米国が注視していることを強調。「政治や宗教に関する意見を自由に表明する、
基本的かつ普遍的な市民の権利」を尊重するよう要求した。
また米国は中国政府に対し、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世との対話を一貫して促してきたと指摘し、
チベット問題の抜本的解決に取り組むよう求めた。
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