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英国でも抗議活動
2008.3.15 23:05
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【ロンドン＝木村正人】
中国チベット自治区の人権、独立運動を支援する国際人権団体「フリー・チベット・キャンペーン」
（本部・ロンドン）は１４、１５の両日、ロンドンの在英中国大使館前で抗議活動を行い、チベット人亡命者や
チベット仏教僧ら約１００人が中国当局の武力弾圧に厳しく抗議した。
ホームズ代表代行は１５日、「チベット人は投獄され拷問を受ける危険を顧みず、今が世界に訴える時だと
考えて立ち上がった。中国が平和的解決に向けて動くよう国際社会は圧力をかけるべきだ」と強調。
大使館前では、武力弾圧の即時中止や投獄者の釈放、拷問の中止を求めるスローガンを掲げ、中国当局に
対応を迫った。
ホームズ代表代行によると、数十年にわたる抑圧に加え、チベット自治区への漢民族入植者の急増で
土地を追い払われたチベット人の間に不満が鬱積（うつせき）していたという。
５月にはダライ・ラマ１４世が訪英する。同キャンペーンではブラウン英首相との会談が実現するよう働きかける。