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(>>1の続き)
しかし「まだ国家の統一を見ず、世界4番目の経済強国にもなっていない状態で軍事費を増
やすのは行き過ぎではないのか?」という書き込みもあった。軍事費増加を”正しい”とする
側の観点からすると”反対”意見のネットユーザーの書き込みは”意気軒昂”といった様には
見えない。彼らは主に”旧ソ連の戒め”と”中国脅威論”を懸念している。
”反対”派のあるユーザーは「経済を発展させることが今の中国には一番重要な仕事であり
、経済を上げ科学技術を発展させる。その上で軍事は持続的かつ大幅に発展させることが
出来る。ただ軍事だけを発展させ経済を軽視するのは旧ソ連が失敗している。
適度な軍事費の増加を維持することで、中国への謂われない推測に対する国際的な摩擦
を減らせれば私達にとっても有利であり、平和な環境下で経済を発展させ平和的な飛躍に
とって利益がある。」と書き込んでいる。
中国社会科学院国際問題専門の周方銀は、今度の意識調査は国防予算の発表を、西側
メディアははばかり無く中国脅威の風潮を背景に報道しており、このネットでの”衝突”は
ネットユーザーの投票への情熱を奮い立たせ、型にはまった調査より中国の民意をネット
上に反映したものだと語っている。
(中略)
周方銀は最後に中国の高成長する軍事費の根本的な原因は、現実的な需要としてなくて
はならないものだと言う。中国の軍事費は、イギリスや日本と大差ないがでは彼らの国土
面積はどれだけというのか。彼らが直面している安全保障上の問題がどれほどあるのか?
西側諸国が中国の軍事費を問題として派手に宣伝する根本的な原因は中国を信用して
していないということではないか、と語った。
(以上)