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北京五輪を機に「チベット問題喚起を」…ダライ・ラマ演説
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【ニューデリー=永田和男】
チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は10日、インドに亡命して今年で49年となるのに合わせ
本拠地ダラムサラで演説し、8月の北京五輪を機に国際社会が中国政府にチベット問題を積極的に
ただすよう訴えた。
演説でダライ・ラマは、「チベットでは想像を絶するほどひどい人権抑圧が続いている」と述べ、
チベット仏教徒への迫害が五輪を前にここ数年さらに悪化していると非難。
「国際社会は五輪に選手を派遣するだけでなく、こうした問題を中国政府に対し喚起すべきだ」と呼びかけた。
さらに、「中国は五輪の良きホストであろうとするなら(チベット問題について語る)自由をも提供すべきだ」と語り、
チベット問題で各国の懸念表明にかたくなな態度を取る中国政府をけん制した。
(2008年3月10日23時46分 読売新聞)