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米大統領は北京五輪行くな ダルフールめぐり共和党議員
2008.3.7 11:58
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
ウルフ米下院議員(共和党)は6日、ネグロポンテ国務副長官を証人に招いた下院歳出委員会小委員会の公聴会で、
スーダン西部ダルフールの人道危機解決に向け、中国が経済や軍事的つながりの深いスーダンのバシル政権にもっと影響力を
行使しなければ、ブッシュ大統領ら米政府当局者は今年夏の北京五輪に行くべきではないと訴えた。
米映画監督スティーブン・スピルバーグ氏も2月、ダルフール問題への中国の外交姿勢を不満とし、北京五輪の芸術顧問を
辞退する意向を表明している。ウルフ氏は中国の人権状況を批判してきた対中強硬派で、賛同する議員は少数だが、
公費による五輪参加を禁じる法案を提出する構えを見せており、政権側も一定の配慮を迫られそうだ。
ウルフ議員は、ヒトラーがナチス・ドイツの国威発揚の場として利用した1936年のベルリン五輪にルーズベルト大統領が
行かなかったことに触れ「ブッシュ大統領が(五輪への)出席を予定しているのは残念だ。政府関係者は行くべきではない」
と訴えた。
ダルフールや人権問題の改善を訴えてきた同僚議員に対しても「彼らが参加すれば『偽善者』の烙印(らくいん)がついて
回るだろう」とけん制した。(共同)