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【SAPIO】統一教会・文鮮明氏「全米・寿司ビジネス」の剛腕…霊感商法の次はマグロ買い占めか?[03/02] - 暇つぶし2ch2:ニライカナイφ ★
08/03/02 23:26:19
■大手開発業者となった統一教会

教団の大掛かりな建設事業は宗教施設にとどまらない。
韓国財界では、統一教会は宗教団体としてより、リゾート施設の大手開発業者として
認知されているほどだ。
きっかけとなったのは、国内最大のスキー場を完備する龍平リゾートの買収劇だった。
韓流ドラマ『冬のソナタ』のロケ現場にもなった龍平リゾートは、03年に親会社の
経営不振で9割以上の株で売り出され、統一教会系世界日報社が1740億ウォン
(03年のレートで約180億円)でまるごと買い取った。
韓国政府が招致を進めていた14年の冬季オリンピックで、同リゾートが主たる
会場になることを見越しての先行投資だったが、ロシアとの招致合戦に敗れて、
逆に負債を抱える結果になった。

とはいえ、統一教会には、龍平リゾートなど比較にならない最大級のプロジェクトが
待ち構えている。
12年に開催された万国博覧会(海洋博)の会場に決まった、韓国南海岸沿いの
風光明媚な港町、麗水(ヨス)市の大規模リゾート開発だ。
万博誘致に合わせて韓国政府が「国際海洋観光団地」に指定した同市華陽(ファヤン)
地区の土地約300万坪に、ホテル、ゴルフ場、ヨットハーバー、水族館など、
一大レジャー施設の建設が、統一教会系の開発業者によって進められている。
また、「外国人投資地域」に指定された同市ソホ洞の3万4000坪では、43階建ての
超高層ホテル、海洋テーマパーク、1000人収容のコンベンションセンターを完備した
「オーシャン・リゾート」も建設中だ。
開発の主体となるのは、世界基督教統一神霊協会維持財団が大株主の
「一尚(イルサン)海岸」で、社長の黄善祚(ファンソンジョ)は教団ナンバー3の
実力者とされる。

2兆ウォン(約2200億円)もの巨額資金が必要とされる麗水のリゾート開発は、
会員権分譲や海外からの投資も充当されるというが、開発業者自体に資金の
裏付けがなければ事業は成り立たない。
取材に対し、教団側はこの麗水開発とは無関係と答えたが、一尚海洋総務部は
教団が多額の出資をしていることを認めている。
このリゾート開発が教団の命運を賭けた大博打となることは、教祖の文牧師自らが
頻繁に現地入りしていることからも容易に想像できる。
05年6月4日付の地元紙『麗水新聞』によると、文牧師は麗水市長ら地元有力者
10人を招き、非公開の事業説明会を開いた。
一行は統一教会系の航空会社が用意したヘリで事業対象地域を上空から視察した後、
一尚海岸が所有する豪華な高速ボート4隻に乗り換え、事業説明会が行われる巨文島
(コムンド)を目指した。文牧師はこう豪語したという。

「麗水地域への投資のために3億ドル(05年のレートで約360億円)を
日本の銀行に預けてある。地域住民の協力と支援が滞りなく進むなら、
予定されている観光開発事業を計画通り推進させるつもりだ」
(05年6月4日付『麗水新聞』)

3億ドルの出所は不明だが、日本人信者の献金だけでは説明のつかない
桁外れの額である。
文牧師が麗水で事業説明会を開いた1か月前の05年5月、統一教会は、
国会議事堂など国の中枢機関が集中するソウル汝矣島(ヨウィド)にある
1万4000坪の所有地を、英国の不動産開発会社に貸し渡している。
99年間の賃貸契約が結ばれた都心一等地には、韓国最高層の72階と
59階のツインビル、400室のインターコンチネンタルホテル、
それに韓国最大のショッピングモールが登場する。
しかし、莫大な賃貸収入が発生するのは複合施設が完成する3年後からなので、
今のところ麗水開発の原資にはなっていないはずだ。

(※>>3へ続きます)


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