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中国からの食料品輸入が減少
ジェトロ=日本貿易振興機構によりますと、去年1年間の中国から日本への食料品の
輸入額は78億1700万ドル余りと前の年を2.8%下回り、4年ぶりの減少となりました。
品目別に見ますと、全体のおよそ3割を占めるえびやあさりなどの魚介類が前の年を
14.2%下回って減少の幅が最も大きく、次いでねぎやしいたけなどの野菜も6.8%と
大きく減りました。
これについて、ジェトロは、アメリカで中国産のうなぎやえびから発がん性があると指摘
される抗菌剤が検出されたことで日本でも消費者の間で中国の食料品への不安が
強まったこと、中国政府が食品の輸出業者に対する監督を強化し、安全管理が不十分な
業者については輸出を行わせないなどの厳しい措置をとったことなどが背景にあるとみています。
ジェトロは「中国製の冷凍ギョーザに殺虫剤の成分が混入していた事件を受けて中国の
輸入食品を買い控える動きはさらに広がっており、こうした減少傾向は当面続きそうだ」と話しています。
ソース:NHKニュース 2月29日 7時10分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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