08/02/28 14:09:35
ソース:聯合ニュース(依頼スレ786さんの依頼で記者がハングル記事を翻訳)
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写真:海岸でのボランティアたちによる油除去の作業風景
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「冬の終始寒い海で防除作業して貰える日当で生活して来ました。ボランティアたちの心は
理解するが私たちも飢え死にしないためには仕方ないです」
忠南泰安で発生した油流出事故と関連防除。復旧作業に参加した住民たちに提供される
防除日当の対象者が縮まるという消息に、生計を心配した一部の住民たちがボランティア
たちの活動を拒否したことで切なさを加えている。
27日忠南道と泰安郡などによれば、ボランティアたちの減少で油防除作業が遅くなっている
中、25日と26日に所遠面港1帯住民と船主協会漁民たちは浜辺復旧のために捜したボラン
ティア500人余りの村への進入を阻みボランティアを拒否した。
村住民たちは「油流出による被害で生計が苦しい中、それさえも防除日当を受けながら
やっと食いつないで来た」とし「しかし来月からは防除日当を受ける人員が減るようになるの
が不可避でボランティアたちを返すしかなかった」と訴えた。
所遠面の場合17の村で2千400人余りが日当を受け油除去作業に参加して来たが最近防除
会社側で多くの油が除去されたという理由で来月からは日当を提供する人足を1千500余名
台で減らすと知らせて来た状態だ。
この日防除現場を尋ねたボランティアのパク某(35)さんは「純粋な心で尋ねて来たボラン
ティアを素っ気無かく断られましたが生計の関わる問題なので住民たちの心は充分に理解
します」とし「ボランティアを必要とし歓迎する他の地域で防除復旧作業をすれば良いですし」
と切なそうにした。
一方他のボランティアたちは「少なくないお金と時間を投資して捜したボランティアたちを断る
住民たちを見て非常に不快だった」とし「100万ボランティアたちの誠意と努力をこんな形で
報いるつもりなのか」と声を高めたりした。
これと関連して泰安郡関係者は「あまりに切迫したことでこのような事態が起こったようです。
一部地域民たちによって泰安地域全体のイメージが失墜しないか心配になる」とし「今後も
ボランティアたちをたくさん捜さなければならないと住民たちを説得し二度とこういった事態が
発生しないようにします」と語った。