08/02/26 18:43:55 anMl8JrK
私は一日4食だ。3度の食事プラス新聞。新聞は日替わり定食だ。
毎日違った味で私たちに刺激を与え、心を満たしてくれる。
最初にいただくのは天声人語。まさに味噌汁、日本の味。
すっきりとした文体で読みやすい。表現もうまく、とても勉強になる。
社説は、ご飯をよくかめばおいしくなるように、読みごたえがある。
難しい政治や経済の話も何度も読むことで読解力が身につく。
主菜は自ら選ぶ。目につきやすい記事より、
小さな記事の中に驚きが隠されている。
毎回気に入ったものが見つかるとは限らず、そこが良いのだ。
箸やすめは声欄。様々な記事を読んだ後、他の人の意見を聞くことで
新たな考え方が生まれる。思考力が身につき、視野が広がる。
新聞を読み始めて、以前より社会の動きに敏感になった。
昨年の偽装問題は考えさせられることが多い。
事業を再開している会社もあるが、
消費者はもう許していいのだろうか。
新聞のおいしさは独り占めせず、たくさんの人と味わうべきだ。
学校では週に1度、総合学習の授業で新聞を教材にみんなで
話し合っているが、これも楽しい時間だ。