08/02/26 11:19:37 BE:1498522098-2BP(999)
ソース:カナディアンプレス(依頼スレ722さんの依頼で記者が英文記事を翻訳)
URLリンク(canadianpress.google.com)
アメリカ国防総省によると、米国側当局者が朝鮮戦争における何千もの米兵行方不明者の
行方を解決するに足ると信じ、長年要求を続けてきた冷戦時代の軍機密アクセスについて
中国側が同意したとのこと。
国防総省報道官のラリー・グリアは、金曜日に上海の打ち合わせによって公式発表する
予定であると語った。この取引は近年の中国軍軍備増強に対する敏感なアメリカ側の批評
により、緊張関係にある両国軍事関係の穏やかな前進の目星となりそうだ。
中国は定期的に行方不明軍人の捜索に関してアメリカ国防総省に協力はしてきたが、再三
の軍事アーカイブ開示要求については躊躇してきた。
中国は1950年秋に朝鮮戦争で北朝鮮側にたって参戦し、北からアメリカ軍を追い立てること
に成功した。中国軍は戦争期間中に何千もの米兵を殺すか捕らえるかし、北朝鮮に設置さ
れていたPoW(戦時捕虜)収容所の多くも管理していた。
8,100名以上のアメリカ軍人について、北朝鮮側からは未だに説明はなされていない。
グリア報道官によれば、少なくとも最初はアメリカ側の研究者が中国の記録に直接接触する
手段はもてないとのこと。ただ、代わりに人民解放軍が許容できる範囲で機密に関する人物
調査ついて、中国側の記録管理担当者がドキュメント検索をし、関連記録をアメリカの分析
担当者へ引き渡す形になる。
ドキュメント検索の頻度やボリュームについての詳細や費用についてはまだ解決されては
いないとのことだ。
1988年1月に当時の国防召還ウィリアム・コーエンは中国当局のトップへ資料記録の開示を
請うている。当時彼ははっきりとした保証を得ることは出来なかったが、続けて接触を行い
以後に中国側が何らかの手配について検討してもらえればそれで構わないと語っていた。