08/02/25 17:36:56
韓国製品の米国市場シェアが04年から3年連続で低下している。
米国と自由貿易協定(FTA)を締結した国、中国などの新興工業国がシェアを伸ばしている
からだ。
韓国貿易協会国際貿易研究院が24日発表した報告書「米国市場でのシェア減少の要因」
によると、韓国製品のシェアは04年(3.14%)から毎年低下し、昨年は2.43%を記録した。
特に韓国の主力輸出業種である電機・電子部門のシェアは9.25%から5.37%へと大幅
に落ちた。
衣類と自動車のシェアも低下した。
国際貿易研究院は韓国製品のシェアが低下した理由に、メキシコ・シンガポール・チリなど
現在米国とFTAを締結している国のシェア増加を挙げた。
米国とFTA協定を結んだ主要8カ国の米国市場シェアはカナダ(-1.1%)を除いてすべて
05年比で増加し、韓国と対照的だった。
また中国・ベトナムなど新興工業国製品に比べて韓国製品の価格競争力が落ちていることも
原因と分析された。
電機・電子と自動車部品市場でこれらの国がシェアを大きく伸ばし、韓国製品のシェアが落ち
ている。
国際貿易研究院動向分析室のキム・ビョンユ次長は「韓国企業が無関税効果で価格競争力を
回復できるよう、韓米FTAを速やかに批准すべきだ」と主張した。
URLリンク(japanese.joins.com)