【書籍】 過去、世界を驚かした製鉄技術が今のポスコや自動車産業を誕生させた~歴史に見る私たちの真実[02/21]at NEWS4PLUS
【書籍】 過去、世界を驚かした製鉄技術が今のポスコや自動車産業を誕生させた~歴史に見る私たちの真実[02/21] - 暇つぶし2ch384:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん
08/02/24 04:29:06 hnKSmYg/
>>1
古代日本と「鉄」
URLリンク(sawyer.exblog.jp)
2008年 01月 30日
農耕による食料が安定すると、人が集る。
そして次に必要なのは、他の豪族達との争いに勝つための、強い武器の調達であろう。
朝鮮半島でも同じように、半島最南端の「加羅」は、鉄を精製するための蹉跌の産地である。
また九州の北部も蹉跌の産地(日本製鉄の地)であったことから、半島の加羅と北九州は、日本列島からも、朝鮮半島の新羅、百済、高句麗から見ても、要衝の地であった。
朝鮮半島南部と日本列島北九州地区は、ひとつの「鉄文化圏」であったといえるだろう。

話を日本列島国内に向けると、同様に鉄の確保は、古代豪族達の生命線でもあった。
従って、古代豪族達は、「鉄」をめぐって地権を争うようになり、その地方を配下に置こうとした。

近江高島郡・・・琵琶湖の北東地区は、蹉跌の産地で、そこに「鉄」精製の鞴をつかさどる集団がいて、一大勢力を築いた。
ヤマト朝廷等の中央の勢力は、「鉄」の確保のために、その地の勢力と手を結ぶことになる。
「息長氏」という氏族を、小生は、息が長く続くから、海洋民族の子孫=海人:天人
だと思っていたが、その発祥地近江から、海と関係するのではなく、「鉄」・・・鉄精製の鞴を吹く息が長い種族を言うのだということに気づいた。
「息長氏」は、伊吹山で採掘される鉄(鉄鉱石)を使って製鉄する種族で、息長氏の出身地坂田が高島と同様に、続日本紀に鉄の産地として記されている。

以下のような説がある。
『日本の古代製鉄には北部九州を窓口とした西日本の「砂鉄精錬」と、北陸地方を起点として東日本中心におこなわれた「鉄鉱石精錬」の二つの系統があるという。
近畿地方では、5世紀代に砂鉄精錬がまず入り、少し遅れて北陸から鉄鉱石精錬法が入り混在・並立していたとされる。』
この説を元にすると、日本の古代は「鉄」をめぐる興亡であったといっても差し支えないようだ。

新羅からわたって来て一時この近江地方に住んだとされる天日槍(あめのひぼこ)の一族によって、鉄の精製技術が伝えられたのかもしれない。
そういえば、息長氏出身の、神宮皇后は天日槍の子孫でもあるとされるから、「鉄」でつながることになる。

(引用者注;系図から言えば神功皇后こと息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)は、第九代開化天皇の五世の孫である。
母系から言えば天日槍(あまのひほこ)の六世の孫である。
そして天日槍は元来は新羅の王子で日本に帰化した人であった。)


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